2005年12月29日(木) 16時19分
【中国】低価格PCの多くは海賊版ソフト使用でコスト削減(サーチナ・中国情報局)
北京市版権局、北京市工商局、北京市公安局は27日、北京地区の電脳城に出展しているパソコン(PC)販売業者及び末端ユーザーの正規版ソフトウェア使用状況に関する抜き打ち調査を実施。海賊版を販売している業者に対し処罰を行なった。28日付でChinaByteが伝えた。
調査対象となったのは、北京太平洋電脳城内の3社、鼎好電脳城内の2社、海龍ビルに出店する数社及び末端ユーザー。一部のパソコンに海賊版ソフトウェアがインストールされていることが発覚し、処罰の対象となった。
現在中国で販売されている低価格パソコンの多くは、OSなど基本ソフトをプリインストールしておらず、海賊版のMicrosoft WindowsやMicrosoft Officeなどをインストールするケースが多い。
調査関係者は、「店頭に展示されているPCに海賊版ソフトウォエアがインストールされているというのは消費者に悪い影響を与えるものであり、メーカーに対する調査を強化する必要がある」としている。(編集担当:齋藤浩一・鈴木義純)
(サーチナ・中国情報局) - 12月29日16時19分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051229-00000011-scn-sci