2005年12月24日(土) 17時32分
金銭詐取狙い悪質化 今年のウイルス被害(共同通信)
コンピューターウイルス対策ソフト大手のトレンドマイクロがまとめた今年のウイルス感染被害リポートによると、ウイルスなど不正プログラムによる被害件数は減少しているものの、金銭の詐取などを目的に特定の標的を狙う「ピンポイント型」の悪質な攻撃が増加していることが分かった。
今年1月1日から12月15日までに、同社に寄せられた日本国内の感染被害報告数は4万1749件で、前年同期の6万3657件から34%減った。
このうち、企業や官庁からの発信を装ったウイルスメールや、銀行のサイトを狙った不正プログラム、偽サイトを使ったフィッシング詐欺などの事例が数多く報告され、金銭や個人情報を詐取しようとするケースが目立った。
(共同通信) - 12月24日17時32分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051224-00000107-kyodo-bus_all