2005年12月22日(木) 12時39分
投資サービス法、投資活動の過度な規制や自由度を奪うことは避ける発想=与謝野担当相(ロイター)
[東京 22日 ロイター] 与謝野金融・経済財政担当相は、閣議後の会見で、22日に金融審議会から答申が予定されている投資サービス法は、投資活動の過度な規制や自由度を奪うことは避ける発想にあると指摘した。
与謝野担当相は、「投資形態が従来の法律では予想されなかった分野にまで広がっており、投資家を保護することも一方にはあるが、許される投資活動はある。それに対して、過度な規制や過度に自由度を奪うことは避けるという発想で成り立っている」と述べた。
さらに同相は、銀行や生損保はそれぞれの業法によって規制されているため、「既存の金融の世界を直接規制するものではない」と指摘した。
投資サービス法は、金融商品の購入者を保護する横断的な法律。
今後の税制議論について、与謝野担当相は「柳沢自民党税調会長の話をきちんと聞いて、(06年度税制改正大綱の)意味を理解して、物事を進めて行きたい」と述べた。
(ロイター) - 12月22日12時39分更新
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