2005年12月20日(火) 06時03分
大手も「耐震偽装気付かず」=鹿島、大林組から聴取—国交省(時事通信)
*耐震強度偽装問題が明らかになったホテルの施工者である大手ゼネコン鹿島
<1812> (東京都港区)と大林組
<1802> (同)が、国土交通省の事情聴取に対し「建築確認済みの図面の構造計算書を精査することはなく、偽装に気付かなかった」と説明していたことが19日、分かった。大手ゼネコンも見抜けない現行システムの問題点が浮かび上がった。
鹿島は京都府舞鶴市の「プラザホテル舞鶴」、大林組は大阪市の「ヴィアイン新大阪ウエスト」の施工者だが、実際の建設は木村建設(熊本県八代市)が下請けしてした。設計者は同建設関連の平成設計(東京都千代田区)で、姉歯秀次元一級建築士が構造計算を担当した。
(時事通信) - 12月20日6時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051219-00000187-jij-biz