2005年12月19日(月) 17時50分
経営者に懲役1年6月求刑 豊胸食品販売の脱税事件(共同通信)
豊胸効果などをうたった加工食品販売をめぐる脱税事件で、所得税法違反の罪に問われた任意団体「和田山町特産物市場組合」の実質的経営者西田嶺明(59)、元顧問税理士足立晶(74)両被告の初公判が19日、神戸地裁(佐茂剛裁判官)であった。西田被告は起訴事実を認めたが、足立被告は「全面的に事実と違う」と否認した。
西田被告の公判は即日結審し、検察側は論告で「税金を安くしたいという極めて安易な動機。約140枚の領収書を偽造するなど犯行は大胆で巧妙だ」と指摘し、懲役1年6月、罰金3000万円を求刑した。弁護側は最終弁論で「罰金が高すぎる」と寛大な判決を求めた。判決は1月10日。
(共同通信) - 12月19日17時50分更新
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