2005年12月19日(月) 19時34分

＜大阪＞松下電器　問題の温風器の所有者半数を把握（朝日放送）

松下電器は、一酸化炭素中毒事故で死者が出ている石油温風機について、所有者の半分以上を把握したと発表しました。

問題となっている松下製の石油温風機は、今月２日、山形市の男性が意識不明の重体になるなど、交換したばかりのホースが外れる事故が相次いでいました。松下では、作業用のマニュアルに、一部不備があったことを認め、温風機の所有者の把握と製品の点検や買い取りの措置を進めていました。松下電器は、きょう、１５万２０００台あまり出荷したうちの、およそ５５パーセントにあたる８万４０００台について所有者が特定され、そのうちの３万台あまりの回収が決まっていると発表しました。松下電器は、引き続きテレビスポットやチラシの配布などで呼びかけを続け、全台数を把握したいとしています。会見では経営者の責任を問う声もありましたが「検討したい」と応じるにとどまりました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051219-00000008-abc-l27