2005年12月17日(土) 12時02分
「九大進学ゼミ」生徒ら2200人分の個人情報流出(読売新聞)
九州各県や山口県に102か所の教室を展開している学習塾「九大進学ゼミ」の児童・生徒ら約2200人分の個人情報が、インターネット上に流出していたことが17日、分かった。
塾を経営する「ヒューマンネットワーク」(福岡市城南区)は事実関係を経済産業省に報告し、生徒への謝罪を進めている。
同社によると、大半の教室で被害が発生。福岡市内の教室では、児童・生徒の氏名や電話番号、偏差値、学校の通知票の評定のほか、講師数人分の名簿、給与明細なども流出したという。
箱崎校(同市東区)の塾長を務める男性講師の私用パソコンが10月15日、コンピューターウイルスに感染し、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を通じて流出したとみられる。
今月15日に匿名の電話で指摘があり、発覚。同社は「関係者に多大な迷惑をかけ、深くおわびする。早急に原因究明を行い、再発防止に努めたい」としている。
(読売新聞) - 12月17日12時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051217-00000204-yom-soci