2005年12月17日(土) 17時59分
被害者の会が意見交換会 実名・匿名めぐり報道側と(共同通信)
政府の犯罪被害者等基本計画検討会が被害者支援の基本計画案に「被害者の実名を公表するかどうかは警察の判断に委ねる」とする項目を残したことを受け、「全国犯罪被害者の会」の関東地区のメンバーら約20人が17日、報道関係者と都内で意見交換した。
冒頭、同会幹事で孫の女児を殺害された松村恒夫さんは「実名か匿名かを決めるのは、警察でもマスコミでもなく被害者側ではないか」と指摘。ほかのメンバーからも「なぜ実名が必要なのか」「加害者よりも被害者側ばかりが報道被害に遭っている」などの意見が相次いだ。
(共同通信) - 12月17日17時59分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051217-00000136-kyodo-soci