2005年12月17日(土) 16時20分
個人情報:211人分、佐野地区広域消防組合職員の私有パソコンから流出 /栃木(毎日新聞)
佐野地区広域消防組合は16日、北分署の男性職員(42)が私有パソコンに保管していた職員の緊急時連絡網のファイルなど211人分の個人情報が、インターネット上に流出していたと発表した。ファイル交換ソフト「ウィニー」を使っており、ウイルス感染が原因らしい。県市町村課によると、県内の行政機関での個人情報流出は初めて。
同本部によると、職員は03年ごろ、業務用パソコンが故障したため、データのバックアップのため私用のパソコンを持ち込み、一部のデータを移した。修理完了後も、私用パソコン内のデータを削除しないまま持ち帰り、今年6月、インターネット接続している別の個人パソコンに、データの入ったパソコンのハードディスクを組み込んだ。
流出したデータは、計381件でうち消防関連が169件。個人情報として、消防職員118人、消防団員68人、市・町職員20人、一般市民・業者5人の氏名や電話番号などが流出した。【太田穣】
12月17日朝刊
(毎日新聞) - 12月17日16時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051217-00000181-mailo-l09