2005年12月16日(金) 15時31分
UFJ銀行、Netsky.P添付のウイルスメールを約7,000人に配信(impress Watch)
UFJ銀行は16日、同行のメールマガジン「UFJ CHINA NEWS」にメールアドレスを登録している利用者約7,000人に対して、ワーム型ウイルス「Netsky.P」が添付されたメールを配信していたことが15日付で判明したと発表した。
UFJ銀行によると、同行のメール配信サーバーに対して外部のウイルス感染ユーザーからと思われる不正なメール投稿が行なわれた結果、UFJ CHINA NEWSに登録された利用者にウイルスメールが配信されたという。現在のところ、メール配信サーバーなど配信システムの詳細は明らかにされていない。
UFJ銀行では再発防止に向け、メール配信実施時のチェック機能を強化するなど、不正メール配信の防止を検討・実施する予定。対策完了までの間、UFJ CHINA NEWSのメール配信サーバーについては運用を停止する。
なお、UFJ銀行によれば、ウイルスメールの配信を受けた利用者には個別に連絡を取っているとしており、現在までにウイルスメールの配信が原因の個人情報流出はないという。また、UFJ CHINA NEWS以外のメール配信や、そのほかのオンラインサービスに関しては、今回の問題との関連性はないとして、通常どおりのサービスを提供している。
関連情報
■URL
ウイルスが添付されたメールが配信された件について
http://www.ufjbank.co.jp/ippan/oshirase/mail_051216.html
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( 鷹木 創 )
2005/12/16 13:25
(impress Watch) - 12月16日15時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051216-00000003-imp-sci