2005年12月16日(金) 18時20分
会員12万人の名簿流出 JR西ジパング倶楽部(共同通信)
JR西日本は16日、高齢者を対象にした運賃割引サービス「JR西日本ジパング倶楽部」の会員約12万7000人分の名簿が社外に流出していたと発表した。
名簿には会員の氏名、生年月日、住所、電話番号などが記載され、東京都内の名簿会社を経て都内の仏具販売会社に渡り、仏像販売のセールスに使われていた。JR西は両社から名簿を回収、今後は利用しないことを約束させたという。
名簿を管理するコンピューターはインターネットと接続しておらず、JR西は社内関係者が持ち出した可能性が強いとみて調査する一方、大阪府警にも相談した。
JR西によると、流出したのは全会員約46万人のうち、近畿、中国、四国の14府県に住む70−75歳の12万6680人分。
今月5日から12日にかけて、「JR西日本ジパング文化事業部」と名乗り仏像購入を勧める電話があったと会員からJR西に連絡があった。
(共同通信) - 12月16日18時20分更新
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