2005年12月16日(金) 18時51分
7000万誤って引き落とし システム障害でJTB(共同通信)
JTBは16日、旅行積立金のシステムに障害が発生したため、利用客2071人に対して計約7350万円を誤って請求し、金融機関の口座から引き落としていたと発表した。
同社によると、誤請求があったのは、会員数約7万8000人の「JTBたびたびバンク・フリープラン」。利用客の積立金から旅行代金を引き落とす際に一定額を割り引く仕組み。
12日にシステム障害が発生。既に一度支払われた額を二重請求し、利用客の口座から引き落とした。1人当たりの誤請求額は、200万円から3000円程度だったという。
システムは、富士通の子会社「富士通エフ・アイ・ピー」(東京都江東区)が開発。ある客の旅行積立金の入出金回数がプログラムの想定を超えたため、2071人分の支払い済みのチェックが消えてしまい二重請求が生じた。
(共同通信) - 12月16日18時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051216-00000213-kyodo-soci