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都や藤沢市によると、グランドステージ藤沢の元請け設計は森田設計事務所(世田谷区)、構造計算は姉歯氏が担当、木村建設(熊本県八代市)が施工した。指定確認検査機関イーホームズ(新宿区)が昨年六月に建築確認した。
物件の引き渡しは今年十月二十八日で、購入者は偽装問題を知らないまま引き渡しを受け入居した。
しかし、衆院の参考人質疑によると、イーホームズが引き渡し三日前の同二十五日、ヒューザー幹部と姉歯氏を呼んで構造計算書の偽造を指摘し、姉歯氏も偽造を認めた。同二十七日には、イーホームズの藤田東吾社長がヒューザーの小嶋進社長に対し偽造を伝えたが、小嶋社長は「正義を貫いて何の意味があるのか」と公表しないよう圧力をかけたとされる。
これに対し、小嶋社長は参考人質疑で「公表までに調べる時間が必要と言っただけ」と反論した。
宅建業法では、故意に重要事項を説明しなかった場合、営業停止や免許取り消しなど行政処分の対象となるほか、一年以下の懲役または五十万円以下の罰則もある。
都は物件引き渡し時のヒューザーの問題の認識について、同社から事情を聴く必要があると判断した。ヒューザーは「住民対応を優先しており、コメントできない」としている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20051215/eve_____sei_____000.shtml