2005年12月15日(木) 03時08分
ドコモが「低価格ＦＯＭＡ」、店頭価格は１万円台半ば（読売新聞）
ＮＴＴドコモの中村維夫（まさお）社長は１４日、読売新聞の取材に対し、高性能の第３世代携帯電話「ＦＯＭＡ（フォーマ）」の廉価版を、来春から発売する方針を明らかにした。
ＦＯＭＡでは、低価格の「７０１ｉ」シリーズが２万円台半ばで販売されるケースが多いが、同シリーズより機能を簡略化して端末の製造コストをさらに１万円程度引き下げ、店頭価格を１万円台半ばにする。
契約している携帯会社を変えても、現在の電話番号をそのまま使える「番号持ち運び制度」が来年秋から始まり、携帯電話各社の競争激化を踏まえ、顧客の囲い込みを図る。
廉価版の携帯は、当初は韓国大手電機メーカーのＬＧ電子と共同開発する端末と、ＮＥＣ製の端末で扱う計画だ。ドコモは第２世代携帯電話の「ｍｏｖａ（ムーバ）」の新規開発を数年後に終了する方針で、廉価版の投入でＦＯＭＡへの切り替えを促す狙いもある。
（読売新聞） - 12月15日3時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051215-00000301-yom-bus_all