2005年12月12日(月) 18時36分
「ねずみ講」と提訴 通販会社に契約金返還請求(共同通信)
大阪市中央区の通信販売会社「EarthWalker(アースウオーカー)」と通販事業のオーナー契約をした大学生ら8人が12日までに、事業内容はねずみ講に当たり公序良俗に反した契約は無効だとして、同社などに計約440万円の契約金返還を求め京都地裁に提訴した。
訴えによると、8人は昨年10月から今年6月にかけ、同社の通販事業のオーナーに1口17万円で登録。事業に実体はなく、新たに会員を勧誘すると1人当たり2万円が支払われる仕組みで事実上、法律が禁じるねずみ講に当たるとしている。
8人全員が勧誘員の指導に従い消費者金融で金を借りて契約。最大で5口、85万円分を契約した人もいるという。
近畿経済産業局によると、同社のオーナー契約者は全国で約5000人、売上高は約12億円に上るとされる。6月、経済産業省が営業停止処分にした後は活動を停止している。
(共同通信) - 12月12日18時36分更新
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