2005年12月10日(土) 11時49分
au携帯、リファラー送出で誤動作──49機種で(+D Mobile)
KDDIは2003年以降に発売した49機種の端末について、特定の操作を行った場合に、本来送られるべきではないリファラーが送出される場合があるとアナウンスした。該当する端末は約1500万台。この中にはG'zOne TYPE-RやW32SA、W31Tなど、比較的最近の機種も含まれる。
インターネットのWeb閲覧では、次に閲覧するページを「リンク選択」すると、サーバ名やフォルダ名、ファイル名などを次に閲覧するWebページのサーバに付加情報として送る機能がある。この情報がリファラーだ。携帯電話のブラウザにもリファラー参照機能が備わっているが、auブランド48機種とツーカーブランドの1機種については、リンク選択をしない場合でも特定の動作を行った際にリファラーが送出されることが判明した。
具体的には(1)お気に入りに登録されたホームページへのアクセス時 (2)Eメールの本文中に記載されたWebページへのアクセス時 にページの更新操作を行うと、閲覧中のWebページのURLが次に閲覧するWebページのサーバに送出される。
原因は、オープンウェーブ製ブラウザの不具合によるもの。KDDIは、店頭でのソフト書き換えで対応するとしている。書き換えにかかる時間は30分から1時間程度。
KDDIはこの事象について、データ通信機能に影響を与えるものではなく、安心して使えるとしており、改修については「インターネットの技術に関する一般的な仕様である『Request For Comment』に沿った形にするため」と説明している。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/
(+D Mobile) - 12月10日11時49分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051210-00000010-zdn_m-sci