2005年12月07日(水) 20時02分
従業員1人がオウム病感染 開園延期のテーマパーク(共同通信)
従業員5人にオウム病感染の疑いがあるとして8日の開園を延期した神戸市の鳥と花のテーマパーク「神戸花鳥園」は7日、従業員1人の感染を確認したと発表した。
記者会見した加茂元照社長(75)は「保健所などと話し合い、安全確保に自信を持てる段階になれば開園したい」と話した。
加茂社長によると、発熱などの症状を訴えて6日までに入院した従業員3人のうち、1人がオウム病と診断された。残りの2人と入院しなかった2人は既に熱が下がり、感染は確認されなかったという。
同園は11月中旬から下旬にかけてシンガポールからインコなど約100羽を輸入。マニュアルでは、輸出国の検疫証明があっても抗生剤を投薬して自主検疫することになっているが「投薬が難しい幼鳥がいたり、開園スケジュールが早まったりしたことなどが重なり、手を抜いてしまった」としている。
(共同通信) - 12月7日20時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051207-00000251-kyodo-soci