2005年12月07日(水) 20時32分
のどに詰まる危険性も 玩具の商品テストで（共同通信）
国民生活センターによる玩具の商品テストで、１歳半未満の子が口に入れた場合、のどの奥に入って結果的に詰まったり、のどを傷つけたりする可能性のある商品が３分の１に及んだことが７日分かった。同センターは「玩具を使うとき、親は目を離さないで」と呼び掛けている。
テスト対象はガラガラ、ブロック、縫いぐるみなど、乳幼児が口に入れる可能性のある、国内で購入可能な商品。子供ののどの大きさなどを模した検査器具で調べた結果、１歳半未満を対象とした３３銘柄のうち、おしゃぶりを含む１１銘柄がのどに詰まるなどの可能性があった。
日本玩具協会（加盟２０８社）の安全をめぐる自主基準を満たす「ＳＴ」マークが付いていたのは３３銘柄中１５あり、危険性が指摘された１１銘柄にも１つ付いていた。同協会は「安全性を再点検し、指摘を有効に生かしたい」としている。
（共同通信） - 12月7日20時32分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051207-00000264-kyodo-soci