2005年12月06日(火) 17時35分
悪質リフォームで社長逮捕 収益1億7000万円(共同通信)
山口県警は6日、高齢者に住宅リフォーム工事を迫り現金をだまし取ったとして、詐欺と特定商取引法違反(不実の告知)の疑いで、広島市のリフォーム会社「西日本基礎」の社長瀬尾千秋容疑者(52)=岡山市青江=を逮捕した。
同社は関連会社が山口、岡山、滋賀、岐阜県に各1社あり、昨年度は約1億7000万円の利益を上げていた。
山口県警生活環境課の調べでは、瀬尾容疑者は今年5月、広島市内の女性(75)方を訪問し「床下の湿気がすごい。家が沈む」などとうそを言い、約199万円をだまし取った疑い。
同社は8月、経済産業省から、販売方法が悪質で特定商取引法に違反するとして6カ月の業務停止命令を受けた。
県警周南署は9月、詐欺などの疑いで、同社の常務の男(27)らを逮捕。共犯関係を捜査していた。
(共同通信) - 12月6日17時35分更新
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