2005年12月06日(火) 18時01分
偽造カードの被害８０億円 詐欺グループ逮捕８０人に（共同通信）
元暴力団組員をリーダーとするグループによる偽造クレジットカード詐欺事件で、被害総額は２００１年からの３年間で約８０億円に上ることが６日、警視庁と静岡、石川両県警の合同捜査本部の調べで分かった。
リーダーは元暴力団組員江崎直昌被告（３６）＝殺人未遂罪などで起訴＝で、中国人から買ったり自分で偽造したカードを、実際に使う「買い子」役に渡していた。買い子は約１０グループに分かれていた。
合同捜査本部は５日、買い子グループの責任者だった住所不定、無職田代一道容疑者（２４）を逮捕。これまでに警視庁と１３県警が逮捕したグループのメンバーは約８０人に上り、残り数人の行方を追っている。
調べでは、田代容疑者は２００３年３月、東京都千代田区のブランド品販売店で、偽造クレジットカード２枚を使い、バッグなど８点（約５０万円相当）をだまし取った疑い。
（共同通信） - 12月6日18時1分更新
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