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2005年12月05日(月) 22時34分

社保庁処分3500人に、「年金加入」業務外閲覧で読売新聞

 社会保険庁の職員が、国会議員や芸能人の年金加入記録を業務外で閲覧していた問題で、処分対象となる職員は、監督責任を問われる管理職を含めると約3100人にのぼることが5日、分かった。今月中に処分結果を公表する。

 同庁は昨年7月、1次調査の結果として493人を処分しており、重複する数十人を差し引いても、一連の問題での処分は最終的に約3500人にのぼるとみられる。

 社保庁は、2004年中に加入者情報にアクセス可能だった非常勤を含む職員2万8277人を調査。年金情報へのアクセスに必要だったカードの貸し出し状況と端末機の記録を調べ、あわせて職員への聞き取りを行った。

 その結果、閲覧の事実を認めた職員は最終的に1574人だった。カードの貸し出しを受け、端末機にアクセス記録が残っていながら、業務外での閲覧を認めなかった職員も1447人いた。

 同庁は当初、閲覧を認めていた約1500人を処分するとしていたが、認めなかった職員についても、業務外閲覧に使用されたカードの管理不徹底を理由に処分する。

 社保庁は昨年7月、小泉首相、福田元官房長官、女優の江角マキコさんの3人に対する業務外閲覧で493人を処分。その後、国会議員全員と、職員からの自己申告で判明した著名人らを対象に追加調査していた。
(読売新聞) - 12月5日22時34分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051205-00000015-yom-soci