2005年11月29日(火) 12時01分
元最高裁長官脅迫で実刑=「反省は皆無」−東京地裁(時事通信)
矢口洪一元最高裁長官あてに脅迫状を送ったとして、脅迫罪に問われた会社役員鈴木英夫被告(69)に対し、東京地裁(高麗邦彦裁判長)は29日、懲役1年2月(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
高麗裁判長は、鈴木被告が元妻の知人の後見人選定などで不満を持ち、約3年にわたり、複数の裁判官らに文書を送り続けたと認定。「被害者は元最高裁長官との理由だけで平穏な生活を害された。勝手な憶測に基づく犯行で、刑事責任は重い。今後も最高裁関係者の責任追及を続けると供述しており、反省は皆無」と指摘した。
(時事通信) - 11月29日12時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000045-jij-soci