2005年11月26日(土) 16時35分
特定商取引法違反：「強引で悪質」と被告に実刑判決 リフォーム契約で ／富山（毎日新聞）
屋根瓦補修の名目で無理やり工事契約を結ばせたなどとして、特定商取引法違反の罪に問われた富山市田中町、住宅リフォーム会社経営、日當政信被告（３４）に対する判決公判が２５日、富山地裁であり、大多和泰治裁判官は「なりふり構わず契約成立に持ち込もうとする犯行態度は強引で悪質」として懲役１年、罰金２００万円（求刑・懲役１年６月、罰金同円）の実刑判決を言い渡した。
判決などによると今年４月１１日ごろ、富山県高岡市内の民家を訪れ、無料点検との口実で屋根を点検したにもかかわらず、「もう屋根に上がって見てるし、（撮影した）写真かてただやない」「嫁のケツに敷かれて２０万円の金も自由にできんのかい」と家人を威圧し、１５万円分の補修工事を契約させるなどした。また契約の際、法で定められた書面の交付なども行わなかった。このほかに、同様の手口の犯行は１１件に及んだ。【藤原崇志】
１１月２６日朝刊
（毎日新聞） - 11月26日16時35分更新
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