2005年11月26日(土) 18時57分

体感温度調節下着など３１万枚、グンゼが自主回収（読売新聞）

　大手肌着メーカーのグンゼは、秋冬用の下着やパジャマの一部が皮膚に発疹（はっしん）やかぶれを引き起こす恐れがあるとして、自主回収することを決めた。発症した顧客の治療費も負担する。

　対象は、今年８月から発売した下着５３種類とパジャマ２種類の計３１万枚。パラフィンと呼ばれる薬剤を使用して体感温度を調節する「サーモコントロール加工」を施しているが、加工の際に薬剤が過剰に付着したのが原因とみられる。２５日までに３８件の苦情が寄せられていた。

　問い合わせは午前９時から午後６時まで、同社の対応窓口（０１２０・０６・６３６３）へ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051126-00000311-yom-soci