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声明では、ブッシュ、小泉両氏のほか、ブレア英首相やハワード・オーストラリア首相、ベルルスコーニ・イタリア首相らを暗殺計画のターゲットとして明言。「お前たちの犯罪は罰せられる。適当な時期と方法で首を切断されるだろう」などと恫喝(どうかつ)している。
同サイトはイスラム過激主義の宣伝を行っていることで知られ、ヨルダン人テロリスト、ザルカウィ容疑者が率いる「イラク・アル・カイーダ機構」も、しばしばテロの犯行声明などを投稿している。
声明の真偽は不明だが、日本に対するテロ予告としては、昨年3月、二千数百人の死傷者を出したマドリード列車爆破テロ直後、アル・カイーダ系の「アブハフス・アルマスリ旅団」が犯行声明の中で、「誰がお前(スペイン)や英国、日本、イタリア、ほかの同盟国をわれわれ(の攻撃)から守ってくれるのか」と名指しで指摘。
また、昨年5月、アル・カイーダ系過激派組織「ルーペ団」の首謀者、リオネル・デュモンと称する男が、2002年から翌年にかけて、計4回も日本国内に偽造パスポートで潜入を繰り返していたことも発覚している。
イラク国内では12月15日の総選挙を前に、武装勢力による攻撃やテロが続いている。
中東事情に詳しい日本大学国際関係学部の大泉光一教授は「問題は多いが、米国の思惑通りにイラク情勢が進んでいることに、テロリストたちが反発を強めている証拠だろう。追い詰められた彼らは存在感を示すために、想定外の行動に走る可能性がある。警戒は必要だ」と語っている。
ZAKZAK 2005/11/25