2005年11月24日(木) 23時49分
リフォーム詐欺被告は元埼玉県警の警官…公判で判明(読売新聞)
札幌市の悪質リフォーム業者による詐欺事件で特定商取引法違反(不実告知、書面不交付)、詐欺などの罪に問われている2被告の初公判が24日、釧路地裁(西田時弘裁判官)で開かれ、検察側は、被告の1人の札幌市厚別区厚別東、「北日本ハウザー」元社員、中田俊介被告(27)が埼玉県警の警察官だったことを明らかにした。
冒頭陳述によると、同県警の警察官だったのは2002年9月から今年3月までで、翌4月ごろから、同社の社員になり、6月には詐欺行為に手を染めていたという。
起訴状などによると、中田被告らは8月8日、北海道釧路市内の無職男性(79)宅を訪問し、トイレの排水管に異常がないにもかかわらず、「排水管が外れて、汚物が漏れてますよ」などと事前に用意しておいた汚物を示して、修理契約を結び、3万450円をだまし取るなどした。中田被告は、起訴事実を認めた。
埼玉県警は、同被告について、「退職者であり、所属や階級は個人情報に当たるので公表できない」としている。
(読売新聞) - 11月24日23時49分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051124-00000515-yom-soci