2005年11月23日(水) 22時00分

親会社元常務3人逮捕＝だまし手口を実技指導−悪質リフォーム詐欺事件・警視庁（時事通信）

　高齢者らを狙った住宅リフォーム詐欺事件で、警視庁生活経済課などは23日、サムニングループの親会社「エム・エイチ・エス」（東京都中央区）のいずれも元常務の新倉義貴（35）＝住所不詳＝、斎藤実（40）＝足立区中川＝の両容疑者を詐欺容疑で新たに逮捕、和田亮容疑者（36）＝住所不定＝を再逮捕した。同事件の逮捕者は11人となった。
　新倉容疑者らは同社社長や専務に次ぐ立場で、「ロールプレーイング」と称した営業の実技訓練の場でだましの手口を「指導」。同課などは、こうした行為が詐欺の共謀に当たると判断した。
　調べでは、新倉容疑者らは2002年2月、同社元役員白倉敬之被告（26）＝詐欺罪で起訴＝と共謀し、横浜市の男性（47）に「屋根裏の柱がゆがんでいる」などと虚偽の説明をして、補強工事の代金約117万円をだまし取った疑い。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051123-00000083-jij-soci