2005年11月23日(水) 22時08分
住宅リフォーム詐欺、指導した親会社の元役員2人逮捕(読売新聞)
東京の住宅リフォーム会社グループ「サムニングループ」による詐欺事件で、警視庁生活経済課は23日、営業担当者に違法な勧誘方法を指導したとして、同グループの親会社だった「エム・エイチ・エス」の元役員2人を詐欺容疑で逮捕するとともに、元役員1人を再逮捕した。
営業担当者たちは、この指導に基づいてリフォーム詐欺を繰り返していたとみられる。
新たに逮捕されたのは、同社の元役員新倉義貴容疑者(35)ら。再逮捕されたのは、同じく同社元役員の和田亮被告(36)(詐欺罪で起訴)。
調べによると、3人は、同社の役員や営業管理本部長を務めていた2001年12月ごろ、同社の営業担当者だった白倉敬之被告(26)(同罪で起訴)に対し、違法な勧誘方法を指導。白倉被告はこの指導をもとに、02年1月、横浜市の会社員男性(47)に対し、「地震が来たら崩れる」などとウソを言い、工事代金117万円をだまし取った疑い。3人は容疑を否認している。
同課の調べで、3人が営業担当者たちを集め、契約を取り付けるまでのやり取りを細かく指導していたことが判明。3人は実際に営業活動はしていないが、共犯にあたると判断した。
(読売新聞) - 11月23日22時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051123-00000413-yom-soci