2005年11月22日(火) 18時49分
犯罪利用の携帯２０件を停止 警察要請に基づき事業者（共同通信）
犯罪に利用された疑いが強い携帯電話について、警察当局が携帯電話事業者に契約者の確認を要請し、確認できないとして事業者が利用を停止したのは、１０月２０日現在で２０件に上ることが２２日、警察庁のまとめで分かった。
振り込め詐欺対策として５月に施行された携帯電話本人確認および不正利用防止法に基づき実施されたもので、施行状況を調査した警察庁は「捜査への活用を徹底し、被害の拡大防止に努めたい」としている。
警察庁によると、事業者が契約者の確認を実施したのは３０件で８件は既に解約済み、２件は契約者を確認できた。停止した２０件のうち８件は振り込め詐欺に使われ、６件が薬物密売で客からの注文を受ける「客付き携帯」だった。
（共同通信） - 11月22日18時49分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051122-00000183-kyodo-soci