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調べでは、藤本容疑者は7月中旬と下旬の2回、城間容疑者の本名や連絡先を確認しないで携帯電話計8台を貸した疑い。城間容疑者は藤本容疑者が本人確認をしない業者だと知ってレンタル契約を申し込み、貸与を受けた疑い。2人とも容疑を認めているという。
契約の際、城間容疑者が入手したとみられる多重債務者の運転免許証のコピーで身元確認したと口裏を合わせていたという。
電話の受け渡しは宅配便の営業所留めを利用。藤本容疑者が送り状に「身分確認不要」と書いて送り、城間容疑者は偽名で受け取っていた。営業所留めは荷物を受け取る際の本人確認が法律で義務化されておらず、こうした"抜け道"を悪用したかたち。
藤本容疑者は2001年ごろからレンタル業を始め、最近では口座に月約2000万円の入金があったという。
2人の間では5月の同法施行前にも約270台のレンタル契約が結ばれており、うち20台が振り込め詐欺などに使われていたことが捜査二課の調べで判明。同課は、2人が同様の手口でほかに約20台の違法なレンタル契約をしたとみて余罪を追及する。(共同)
(11/22 20:22)