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市は不正にかかわったとみられる２つのテニスサークルの男女１０人から事情を聴くなど実態解明を進める一方、システム改善などの対策に乗り出した。
町田市情報システム課などによると、不正に操作されたのは、ネット上で体育施設を予約する「施設案内予約システム」。
今月、１０人のうち一部がＨＰ上の同システムの登録データを操作して予約記録を無断で書き込み、本来は１カ月前から予約可能になるテニスコートを、１カ月以上先まで「先取り」した。
７月以降、不正な予約は計２４回あったという。
同テニスコートは年間約７万人が利用する人気の場所。利用を計画した住民が、１カ月以上先の予約が完了しているのに気付き不正が発覚した。
市は町田署に届けたが、手続きには正規のＩＤなどが使われているため不正アクセス禁止法違反などには問えないのが現状で、条例に罰則を設けるなどの改正を検討している。
ZAKZAK 2005/11/22