2005年11月21日(月) 13時33分
全14棟の耐震性に問題 震度5強で13棟倒壊(共同通信)
首都圏のマンションなど21棟の建築確認に、耐震強度などを偽造した姉歯建築設計事務所(千葉県市川市)の構造計算書が使われた問題で、国土交通省は21日、既に完成した14棟の強度を再計算した結果、震度5強の地震で倒壊の恐れがある建物が、これまでに判明した2棟を含め計13棟に上ることを明らかにした。
国交省は、14棟すべての耐震性に問題があり、耐震補強で対応できるのは東京都渋谷区のマンション1棟だけで、13棟は建て替えが必要としている。渋谷区のマンションも、現時点では震度6強で倒壊の恐れがある。21棟すべての物件名や所在地も公表した。
(共同通信) - 11月21日13時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051121-00000105-kyodo-soci