2005年11月19日(土) 00時00分
裁判迅速化へ、公判前整理手続き県内初適用(朝日新聞・)
千葉地裁は18日、架空請求詐欺グループの仲間割れで4男性が死亡した事件で、傷害致死などの罪に問われた茨城県鹿嶋市、無職出頭辰巳被告(27)ら5人の公判について、刑事裁判を迅速化するための「公判前整理手続き」を適用することを決めたと明らかにした。決定は16日付で、11月1日の導入後、適用は県内で初めて。
市民が刑事裁判に参加する裁判員制度に備え、初公判を前に検察・弁護側が争点を整理しておく手続き。裁判員制度は09年までに始まる。
起訴状によると、出頭被告ら5人は、詐欺グループのリーダー清水大志被告(26)=殺人罪などで起訴=らと共謀して04年10月、東京都新宿区のビルの一室で、殴るけるの暴行を加えてグループの男性(当時31)を死なせたとされる。
(11/19)
http://mytown.asahi.com/chiba/news02.asp?kiji=5712
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