2005年11月19日(土) 01時28分
<振り込め詐欺>裁判供託金必要と2千万円被害 札幌の女性(毎日新聞)
札幌市手稲区の女性会社員(42)宅に「民事訴訟最終告知通達書」と記されたはがきが届き、女性が記載された連絡先に電話すると、弁護士を名乗る男らに「裁判の供託金や弁護士費用が必要」などとだまされ、計二十数回にわたり現金約2000万円を振り込んでいたことが分かった。札幌手稲署は振り込め詐欺事件として調べている。
調べによると、はがきは10月上旬に届いた。「あなたの契約会社から訴状が提出された。連絡がない場合、原告側の主張が受理される」とあったため、女性が連絡。電話に出た男が「弁護士を紹介する」と言い、指示された番号に電話すると、弁護士役の男が現金を支払うよう指示した。女性は10月5日〜11月15日、指定された銀行口座に現金を振り込んだ。
女性が17日に同署に相談して発覚。同様のはがきが届いたとの相談は、最近数カ月で約10件あるという。【和田浩幸】
(毎日新聞) - 11月19日1時28分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051119-00000005-mai-soci