2005年11月19日(土) 00時00分
「振り込め」2000万円詐取/役所名乗り(朝日新聞・)
札幌市手稲区の女性会社員(42)が、実在しない役所名を使って訴訟費用を請求され、1カ月余りの間に二十数回計約2千万円を振り込まされる被害に遭っていたことが18日、わかった。札幌手稲署が詐欺事件とみて捜査している。
調べでは、10月初旬、女性宅に実在しない「財務省管轄支局訴訟管理事務局」の差し出し名で「民事訴訟最終告知通達書」と書かれたはがきが届いた。「契約会社から契約不履行で訴状が出ている」とあり、相談先電話番号が書かれていた。
契約不履行の具体的な内容はなく、女性も身に覚えがなかったが、電話した際に弁護士を名乗る男から「訴訟供託金や弁護士費用が必要」などと言われ、指示に従って10月5日〜11月15日に二十数回、指定された口座に現金を振り込んだという。
(11/19)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=9742
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