2005年11月17日(木) 19時34分
<すき家>米国産牛は使わない、再度強調 ゼンショー社長(毎日新聞)
牛丼チェーン「すき家」などを展開するゼンショーの小川賢太郎社長は17日の会見で、「米国産牛も日本のように全頭検査を行うべきだ。現状では安全性が確保されているとはいえない」と述べ、米国産牛の輸入が再開されても同社は使用しないことを改めて強調した。
小川社長は、自ら米国の牛肉加工業者を視察した経験から「牛から取り除かれた危険部位が、牛以外の飼料などに使用されている。全頭検査を行うことは、米国の畜産業界にとってもプラスになる」などと指摘。「全頭検査を行った場合、牛1頭あたりの費用は約20ドル程度だ」と独自の試算も示し、コストも小さく、価格にも大きな影響がないとの見方を示した。【古田信二】
(毎日新聞) - 11月17日19時34分更新
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