2005年11月16日(水) 19時41分
実体ない出版社設立し書籍 宣伝広告の機会拡大狙いか(共同通信)
キノコの一種メシマコブなどの健康食品の違法広告事件で、一連の宣伝本を実質的に編集した「史輝出版」の瀬川博美社長(52)=薬事法違反容疑で書類送検=が、実体のない「ライブ出版」「青山書籍」の設立を指示し、両社から書籍を出版した疑いのあることが16日、警視庁生活環境課の調べで分かった。
関係者によると、複数の出版社から本が出ていれば、同じ新聞に複数の広告を出しやすくなり、書店の陳列スペースを広げることができるという。同課は、広告や宣伝の機会を増やすのが狙いだったとみている。
(共同通信) - 11月16日19時41分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000211-kyodo-soci