2005年11月16日(水) 17時22分
「バイオテロの可能性大」 業者HPに不適切記載(共同通信)
茨城県や埼玉県の4養鶏場で鳥インフルエンザのウイルスや抗体陽性反応が出た鶏卵生産最大手の「イセ食品」(東京)のホームページ(HP)に、ウイルスの感染経路について「バイオテロの可能性が高いと考えられる」との不適切な記述があることが16日、分かった。
農水省の感染経路究明チームは先月末、「バイオテロの可能性は低い」との中間報告をまとめており、茨城県畜産課の鹿志村均課長は「原因が分かっていない段階で、第三者がかかわっているような言い回しに強い違和感を感じる。不適切な表現だ」としている。
イセ食品は取材に対し「バイオテロの可能性があるというだけで、高いと表現したことは誤りだった。17日中にも訂正したい」としている。
(共同通信) - 11月16日17時22分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000158-kyodo-soci