2005年11月16日(水) 17時58分
新米から微量の有機ヒ素 茨城県「健康に影響なし」(共同通信)
茨城県神栖市で井戸水が有機ヒ素化合物に汚染された問題で、県は16日、汚染が確認されている区域付近で今年収穫したコメを検査した結果、2軒の農家のコメから有機ヒ素化合物を検出したと発表した。
県園芸流通課によると、計約1トンが既に流通しているが、同課は「ヒ素はごく微量で、ほかのコメと混ぜて販売されているとみられるので、食べても健康に影響を及ぼす可能性は極めて低い」としている。
検出された有機ヒ素化合物は、コメ1キロ当たりヒ素換算で0・055ミリグラムと、同0・012ミリグラム。水田は、既に有機ヒ素化合物が検出されている監視用井戸から、約100メートル内にあった。
2軒の農家に保管されている計約0・7トンについては出荷自粛を要請する。
(共同通信) - 11月16日17時58分更新
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