2005年11月15日(火) 19時30分
「Daemon Tools」最新版v4.00にアドウェアが同梱(impress Watch)
写真:インプレス
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仮想CD/DVD-ROMドライブ作成ソフト「Daemon Tools」の最新版v4.00が14日(現地時間)に公開され、同時に本ソフトにアドウェアを同梱したことが発表された。アドウェアを同梱したのは無料でサポートを続けていくためとのこと。アドウェアが不要な場合は、インストール時のコンポーネント選択画面で「DAEMON Tools Search Bar」のチェックをOFFにすればよい。
インストールされるアドウェアは、トレンドマイクロ(株)のウイルスデータベースで“ADW_WHENUSRCH.C”として定義されているもの。広告表示のほかに、ユーザーが閲覧したWebページの情報を収集したり、ほかのアプリケーションをダウンロードしてインストールすることがあるという。
一方、「Daemon Tools」の本バージョンでの機能変更点は、仮想ドライブのメーカー名とモデル名に、ランダムに生成された文字列が設定されるようになったことなど。また今後は、64ビットWindowsへの対応が予定されているという。本ソフトはWindows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応する価格15.95米ドルのシェアウェアで、個人使用時のみ無償で使用できる。現在「Daemon Tools」のホームページからダウンロードできる。
また窓の杜では、同梱のアドウェアの危険度を検討した結果、本日をもって「Daemon Tools」のソフトライブラリ収録を終了した。
【著作権者】DT Soft Ltd.
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 15.95米ドル(個人利用時のみフリー)
【バージョン】4.00(05/11/14)
□「Daemon Tools」のホームページ
http://www.daemon-tools.cc/
□ADW_WHENUSRCH.C - 概 要(トレンドマイクロ(株)のウイルスデータベース)
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=ADW_WHENUSRCH.C
(中村 友次郎)
(impress Watch) - 11月15日19時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000015-imp-sci