2005年11月15日(火) 21時59分
第3のビール増税に慎重 柳沢伯夫自民税調会長(共同通信)
自民党の柳沢伯夫税制調査会長は15日、共同通信社のインタビューに対し、ビールより低税率になっている「第3のビール」の扱いについて「ビール税の対象にしなければいけない状況か、実態をよく見る必要がある」と述べ、増税に慎重な姿勢を示した。所得税と住民税の定率減税は2007年の全廃が妥当とし、情報技術(IT)関連など企業向け投資減税を縮小する考えを示した。
酒税改革では、原材料や製造方法で税率が異なる現在の課税分類の簡素化と、税率格差の縮小が焦点になっている。実現すれば「第3のビール」は増税になる公算が大きく、柳沢会長は課税上の分類見直しに慎重な考えを示した。
(共同通信) - 11月15日21時59分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000229-kyodo-bus_all