2005年11月15日(火) 17時31分
リフォーム詐欺：３容疑者を起訴 ／徳島（毎日新聞）
徳島市八万町の住宅リフォーム会社「ユービック」の元従業員らによるリフォーム詐欺事件で、徳島地検は１４日、いずれも元従業員の▽同市国府町和田、吉岡隼人（２７）▽那賀町阿井、日下陽介（２２）▽阿南市中林町、西川佳伸（２６）——の３容疑者を、詐欺と特定商取引法違反（不実の告知）の罪で徳島地裁に起訴した。
起訴状によると、吉岡被告は昨年２月中旬、徳島市内の無職女性（当時７３歳）方を訪れ、「床下の土台が腐っている。台風や地震が来たら倒壊する」などと嘘をつき、床下耐震工事の契約を結ばせ、銀行口座に代金６４万６８００円を振り込ませて詐取した。日下、西川両被告は今年３月末〜４月上旬、那賀川町内の無職女性（当時６３歳）に対し、同様の手口で工事契約を結ばせ、代金１３万１０００円を振り込ませた。
また、徳島東署は同日、吉岡、西川両被告を別のリフォーム契約を巡る詐欺容疑などで再逮捕した。調べでは、吉岡容疑者は昨年１月下旬、松茂町内の女性会社員（３１）から、同様の手口でリフォーム代金８万９６３３円をだまし取った疑い。西川容疑者は昨年４月上旬、鳴門市内の無職女性（７６）から同代金２７万７２００円を詐取した疑い。【加藤明子】
１１月１５日朝刊
（毎日新聞） - 11月15日17時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000302-mailo-l36