2005年11月15日(火) 00時00分

元改築業者　詐欺容疑、３人再逮捕へ（朝日新聞・）

　必要のない住宅改修工事を勧めたなどとして特定商取引法違反で逮捕した元住宅リフォーム会社従業員３人の行為が詐欺に当たるとして、新庄署は１５日にも再逮捕する方針を固めた。３人は東北各地の高齢者らから同様の手口で７０件以上の契約を取っていたと供述しているといい、同署は大規模な詐欺事件とみて捜査を進める。
　再逮捕されるのはいずれも元住宅リフォーム会社従業員で、仙台市の会社員今野健二（３７）、無職臼井鉄也（３９）、同山本和仁（２６）の３容疑者。
　調べでは、３人は０４年冬、酒田市と最上町の女性宅を訪れ、「洗面所など水回りがぐちゃぐちゃしている」などとうその説明で、必要のない床下の防湿工事などを持ちかけ、２人に計７０万円を代金として請求。最上町の女性からは約６０万円を受け取ったとされ、同署は、一連の行為が詐欺に当たると判断した。
　３人は先月２６日、この２人の女性と工事契約を結ぶ際にクーリングオフについて記載した書面を渡さず、必要のない工事を勧めたとして特定商取引法違反（不実の告知・書面の不交付）の疑いで逮捕された。
（11/15）

http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=7626