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2005年11月14日(月) 13時16分

グーグルが Web 解析を無料提供、すべてのサイトで利用できる「Google Analytics」japan.internet.com

グーグル は14日、無料の Web 解析サービス「 GoogleAnalytics 」の提供を開始した。米国 Google は3月に Web アクセス解析ソリューション「Urchin」を 買収 している。

Google Analytics は、販売やマーケティングを行っているすべてのビジネスサイトを対象に、詳細な Web 解析情報を無料で提供し、ターゲットにあった広告やサイトを作るためのサポートを行うサービス。

同サービスを利用することで、キーワードの選択や入札、効率のよいメールキャンペーンの特定、サイト設計の最適化などが可能となる。Google の Urchin を利用している既存の顧客も含め、すべてのサイトによる利用が可能。無料のオンラインサポートも利用でき、カスタマイズを必要とする大手企業は Google のパートナー企業からプロフェッショナルサービスが提供される。

Google Analytics の特徴の一つが「オンライン広告ネットワークとの統合性」だ。Google アドワーズ広告の利用者はそれぞれのアカウントの新しいインターフェースから Google Analytics にアクセスできるようになり、キーワードと URL の自動タグ付け、ROI を見るためのコストデータ抽出なども行える。また、バナー広告やメールによるマーケティング、通常の検索やペイドリスティングなどの経過や結果を見ることも可能。

また、オンラインのキャンペーンに関係する、経営者、マーケティング、Web マスターそれぞれに役立つように作られた「新しいレポーティングダッシュボード」や、日本語のほか、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語など、15か国で利用可能な「グローバルなリーチ」も特徴だ。

Google によると、The Financial Times や National Semiconductor、RitzInteractive といった企業が同サービスを利用しているという。利用企業の一つ、Deckers Outdoor Corp. の Jeff Saville 氏は以下のようにコメントした。

「Web 検索同様、Google は Web 解析をシンプルにして、何百万という企業が使えるようにした。無料で提供される Google Analytics は新しい機能も追加され、顧客にとって企業のサイトがどう受け取られているかを知り、ユーザーの求めている情報を提供するために役立っている」



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(japan.internet.com) - 11月14日13時16分更新

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