2005年11月11日(金) 13時22分
被害の把握と拡大防止を 悪質リフォームで漆間長官(共同通信)
警察庁は11日、全国生活安全部長・地域部長会議を開き、漆間巌長官は社会問題化している悪質リフォームについて「社会的弱者を対象とする悪質事犯の取り締まりを進め、被害の早期把握と拡大防止に取り組んでほしい」と訓示した。
全国の警察本部の生活安全、地域部門の担当部長ら約140人が出席した。
漆間長官は、和歌山県などで起きたエアガン連続発砲事件にも触れ、改造エアガンの取り締まり徹底を指示。少年犯罪抑止には「有害な環境の浄化対策を講ずるとともに、立ち直り支援を迅速かつ的確に行うことが重要だ」との考えを示した。
また交番勤務員ら地域警察官の活動強化の重要性を指摘。「増配置、配置見直しなどと併せ、交番における立番警戒など『見せる』活動にも積極的に取り組んでほしい」と述べ「空き交番」の早期解消を求めた。
(共同通信) - 11月11日13時22分更新
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