2005年11月11日(金) 11時52分
八千代銀行もスパイウエア感染、不正引き出し280万(読売新聞)
第2地方銀行の八千代銀行(本店・東京都新宿区)は11日、インターネットバンキングを利用している法人顧客1社のパソコンが「スパイウエア」とみられる不正ソフトに感染して、顧客の預金口座から別の口座に不正に現金が振り込まれる被害が発生したと発表した。
同行によると、不正な振り込みは8日に複数回あり、被害額は合わせて約280万円に上るという。
法人顧客から「自分の口座から心当たりのない先への振り込みがあった」と届け出があり、被害が分かった。
詳細な手口は調査中だが、インターネットバンキングに必要なIDとパスワードをスパイウエアによって盗み出され、不正に現金が引き出されたとみられる。
スパイウエアの被害を巡っては、警視庁が10日に同様の事件を初めて摘発している。
(読売新聞) - 11月11日11時52分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000203-yom-bus_all