2005年11月11日(金) 02時14分

出前講座メニュー拡充　防犯や悪質商法対策　施設見学など体験型も（西日本新聞）

　【筑後】　久留米市は市民の要請を受けて行う「出前講座」の内容を改変し、市民意識調査で関心が高かった防犯や個人情報の分野や体験型、見学型の講座を新設した。

　同市の出前講座は行政と住民の協働のまちづくりを目的に二〇〇三年十月から実施。市内在住者や同市に通勤、通学する五人以上からの要請を受けて担当職員が出向く。〇五年度は上半期で九十九講座を開き、四千人以上が利用したという。

　今回は、空き巣や街頭犯罪対策を紹介する「防犯対策のススメ」、個人情報の定義や流出防止策を学ぶ「自己防衛！個人情報」などのほか「ストップ！ザ・児童虐待」「悪質商法から高齢者を守れ！」などのテーマを開設した。

　また、体験・見学型では、万一に備えた「防災センター体験」や身近な水を検査して下水道の役割や河川の水質保全を理解する「水をためしてガッテン」などを新設した。

　出前講座は無料。ただし、受講者側が会場（個人住宅を除く）を用意すること。講座内容は市のホームページでも紹介している。市広報広聴課＝０９４２（３０）９０１５。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000004-nnp-l40