2005年11月11日(金) 07時41分
他人名義の4口座に入金 スパイウエア事件(共同通信)
スパイウエアを使った預金詐取事件で、電子計算機使用詐欺容疑などで逮捕された無職平山喜一容疑者(34)=千葉市若葉区=が、企業、個人の10口座から不正に引き出した計約1140万円の受け皿として、他人名義の4つの口座を使っていたことが11日、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターの調べで分かった。
平山容疑者は「口座はインターネットを通じて購入した」と供述。警視庁は発覚を免れるため、他人名義の口座を利用したとみて口座売買の経緯などを追及する。
調べでは、平山容疑者の直接の逮捕容疑は、7月1日にスパイウエアを貴金属販売会社に電子メールで送り付けて入手したインターネット決済のIDなどを使い、同社のジャパンネット銀行の口座から21万6000円を自分が管理する口座に不正に送金した疑い。
(共同通信) - 11月11日7時41分更新
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