2005年11月10日(木) 20時00分
スパイウエア初摘発=ネットバンキングで不正送金−34歳男逮捕・警視庁(時事通信)
「スパイウエア」と呼ばれるソフトを使って他人のインターネットバンキング用パスワードなどを不正に入手し、ジャパンネット銀行に開設された企業の口座から自分の口座に現金を送金したとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは10日までに、電子計算機使用詐欺などの疑いで千葉市若葉区若松町、無職平山喜一容疑者(34)を逮捕した。スパイウエアを使った詐欺事件の摘発は全国で初めて。
平山容疑者は同行やイーバンク、みずほ両行と大川信用金庫(福岡県大川市)から、同じ手口で10件、総額約1140万円を詐取していたとみられる。また、千葉銀行と北陸銀行の顧客に偽装CD−ROMが郵送された事件についても関与をほのめかしており、同センターは余罪を追及する。
(時事通信) - 11月10日20時0分更新
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