2005年11月10日(木) 18時58分
企業口座から現金移し詐取 ID入手、男逮捕(共同通信)
不正入手した企業のインターネット決済用のID、パスワードを使い、約20万円を勝手に自分の口座に移したとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターと葛西署は10日までに、不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺の疑いで千葉市若葉区若松町、無職平山喜一容疑者(34)を逮捕、東京都江戸川区の元会社員の男(31)を指名手配した。
IDなどの入手にはパソコン内の情報を収集、転送するソフト「スパイウエア」を使用。計10社から計1140万円を詐取していたという。
千葉銀行(千葉市)などをかたり、ネット決済利用企業にCD−ROMが送付され、第三者の口座に現金が振り込まれた事件についても、平山容疑者が関与をほのめかしており、警視庁は関連を調べる。
スパイウエアを使った不正アクセス使用事件の摘発は全国初。
(共同通信) - 11月10日18時58分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000169-kyodo-soci